成分

蜂蜜とローヤルゼリーは別の物

ハチ由来の天然の甘味といえばハチミツですが、健康食品においてはこのハチミツとならんで「ローヤルゼリー」も非常に有名です。
ハチミツが高価になったものがローヤルゼリーではないかと考えられがちですが、実際両者はまったく違うものであり、ハチの世界でもそれぞれ異なる役割を果たしています。

・ハチミツについて
言うなればハチミツは、働きバチによる、働きバチのための食べ物です。
働きバチが集めた花粉は酵素などの物質を加えて巣の中で加工・貯蔵したものです。
通常、働きバチは花粉を主食としていますが、ローヤルゼリーを与えられても女王になれなかった多くの幼虫たちは大人になるためにハチミツを与えられて育ちます。
人間にとってのハチミツは、パンやお菓子づくりの甘味として利用されたり、飲み物に入れて味付けに使われています。

・ローヤルゼリーについて
ローヤルゼリーは働きバチが花粉やハチミツを食べて、体内で分解・合成して作られる生成物です。
女王バチの主食であり、女王は幼虫だった時代から大人になるまで一貫してローヤルゼリーを食べつづけ、産卵し続けます。
働きバチの口に入れられた花粉はいったん腸へと送られ、アミノ酸に変換され、さらにハチのアゴ部分にある唾液腺に送られ、ローヤルゼリーが作られます。
ハチの身体を通ったものではありますが、人間と違って非常に有用な成分に作り替えられるところが特徴的です。

ローヤルゼリーはハチミツと違って、はっきりとした甘味はありません。
むしろ酸味が強く、そのまま口にすると舌が刺激されたり、酸っぱくてあまり美味しくないと感じる場合もあります。
ハチミツはいわゆる「貯蔵食」ですので、幼虫はもちろん、働きバチが食べることもできます。

しかしローヤルゼリーは最初から最後まで女王のための特別食です。
ローヤルゼリーを作るためには非常に多くのハチが関わり、手間ひまがかかっています。
まさに「王乳」と呼ぶにふさわしい、特別な食料と言える存在です。
ハチミツとローヤルゼリーの成分の違いはこちら。

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