成分

徹底解剖!ローヤルゼリー

健康食品でもおなじみのローヤルゼリーは、別名「王乳」とも言われる独特な食品です。
乳白色でクリームのようなテクスチャーは一見とても美味しそうに見えるのですが、甘みなどはむしろ存在しておらず、酸味や少々の辛みが特徴的です。
今回は、そんなローヤルゼリーに含まれる豊富な栄養成分について考えてみたいと思います。

ローヤルゼリーは全体で40種以上の栄養素を含んでいます。
主成分は水分で、全体のおよそ6割強~7割ほど。
それ以外の3割には必須アミノ酸が9種類、その他のアミノ酸をあわせると22種類も含まれており、さらにビタミンB群や葉酸、鉄分やマグネシウム、カルシウムなどのミネラル類、その他の特有成分などが含まれます。

上記の「その他」の中には、デセン酸と呼ばれる成分はローヤルゼリーに特有のものと言われています。
正式名称は「10-ハイドロキシ-3-2-テセン酸」であり、主な働きには抗菌作用(この点においてはプロポリスと似ています)、血糖値を下げる作用、皮脂の過剰な分泌を抑制する、イソフラボンなど女性ホルモンを模す役割、またコレステロールを下げる効果なども期待できるそうです。
ローヤルゼリーは一口舐めてみるとピリっとした辛みのような味わいが出ることがありますが、これはデセン酸の効果であるといわれます。

ローヤルゼリー内のデセン酸含有率は均一ではなく、採れた場所や状態によってそれぞれ異なりますが、含有量が多ければ多いほど栄養的な効果は高く、それゆえ高価になるのだそうです。
また、デセン酸と並んで「R物質」と言われる未知の成分も存在しています。
これについては未だはっきりとした効果が分からず、研究が進められています。
ローヤルゼリーには特に、神経伝達に必要なビタミンB群と、身体の調子をととのえるミネラル類、たんぱく質を合成するアミノ酸が豊富に含まれています。
ハチだけでなく人間にとっても、体調を整えるために非常に有用な食品なのです。

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